システムキッチンは決めることがたくさん
我が家のキッチンはリクシルのアレスタです。
システムキッチンって、同じ「アレスタ」でも、扉の色・材質・取っ手の種類など決めなければならないことがたくさんあります。
我が家では、扉のハンドル(取っ手)を「ロングハンドルK(シルバー)」にしました。
取っ手の選び方のポイントと、ロングハンドルの使い勝手をレポートしてみたいと思います。
カラーバリエーション・取っ手の種類はこちらで確認(リクシルHP)
取っ手選びのポイント
アレスタの取っ手選びで、まず考えるべきことは、手をかける部分が出っ張っているか、引っ込んでいるか、でした。
金属のレールの溝が引っ込んでいるのは「ラインタイプ」。
出っ張っているのは、「ハンドル(バー)タイプ」です。
ラインタイプのポイント
扉の表面から出っ張ることなく、フラットな仕上がりで、動いているときにぶつけたり引っかかったりすることもありません。
見た目もすっきりしていて、扉も拭き掃除がしやすいです。(引き手の溝のホコリ掃除は必要ですが)
ただ、へこんでいるところに指をかけるため、開けるとき指先に力が必要です。ネイル好きの人など注意したほうがいいかも。
シンプルな反面、デザインが味気ないと感じる人もいるようです。
ハンドル(バー)タイプのポイント
取っ手が飛び出しており、つかみやすくて、軽い力で動かせます。
最近のシステムキッチン収納は、従来の観音開きの扉と違って、引き出しタイプが主流です。収納力が高く、たくさんモノが入るぶん、重さもあります。軽い力で引き出しやすいのは、とくに高齢になってからありがたいメリットかもしれません。
デメリットとしては、出っ張っているので取っ手の根元部分に汚れがたまりやすい、扉をひと拭きで掃除しにくいということでしょう。また小さいお子さんがいるなら、頭をぶつけるとか、簡単に開けられてしまうとか…そんなこともあるかも。
ロングハンドルを選んだ理由
私が選んだロングハンドルKは、ハンドルタイプの中でも取っ手部分が長く、つかめる部分が大きいタイプです。
扉の真ん中だけに取っ手やツマミがあるドアに比べ、つかみやすいのが利点。調理中に、片手で手探り…というときでもOK。動きが軽くて、指1本でも開けられるのは、ハンドルタイプならではでしょう。
それから、ロングハンドルだと何かひっかけて使えるのでは?と思ったのもポイントでした。
私は100均のフックで、鍋つかみなどを吊るしています。
タオルをかけることもできますが、取っ手に直接タオルをかけると、タオルと扉板との間隔が狭すぎて、扉板が湿気で傷みやすいと聞きました。
アレスタには別途クリップ式のタオル掛けがあるので、タオルはそちらに掛けています。たしかにクリップ式のほうが、タオルが扉板にじかに接することなく、隙間ができますね。
ルミナスシリーズとの相性
ロングハンドルはつかみやすくて、基本的には気に入っています。ただ、出っ張っているぶん、お掃除はラインタイプより少し手間かな…。
我が家は扉板の色を、光沢のあるルミナスシリーズ(色:ルーセントベージュ)にしました。
このルミナスシリーズ、つるつるなめらか仕上げなので、光の加減によっては汚れ(水や調味料のはね汚れ・手垢や指紋)が目立ちます。こまめに拭かないと、せっかくの上品な光沢が生かせない…。それが気になる方は、拭き掃除しやすいラインタイプがいいかも。
キッチンの扉板と取っ手の組み合わせは、種類がとても多く選ぶのが大変。種類によってお値段が変わることもあるため、悩みます。
ショールームで色決めをするときは、時間に余裕をみておくといいですよ!