先日、我が家の室内の引き戸が急に動かなくなりました。
数日後、アフターサービスの担当者が来てくれて、確認していただいたところ、意外な原因が判明。
それは…1本のネジによるものでした。
引き戸をお使いの皆様、ご注意ください。もしかしたらお宅も急に引き戸が動かなくなるかもしれませんよ!その対処法も、のちほどお伝えしますね。
引き戸が突然動かなくなった
我が家の室内ドア(リクシル・ラシッサS)の多くは、引き戸です。開け放しておいてもドアが邪魔にならないのがいいな!と思ってあちこちに使っています。
上で吊るタイプの引き戸なので、床に段差もできずバリアフリーの面でもメリットです。
しかしある日、玄関ホールとリビングとの間の引き戸が、突然動かなくなりました。
10cmほど開いたところで、ガン!と止まって開かなくなってしまったんです。
ハウスメーカーのサポートに連絡しましたが、休日のためつながらず…。
夫と二人で取説やリクシルのホームページで対処法を探してみたものの、難しくてよくわからない…。原因もわかりませんしね…。
とりあえず引き戸そのものを外して、ハウスメーカーと連絡がつくのを待つことにしました。
まず引き戸を外してみた
この引き戸は、玄関とリビングの間なので、我が家で最もひんぱんに出入りするところです。
我が家は回遊動線の間取りになっており、ほかのところから出入りはできますが、ここがふさがっているとやはり不便。
まずは、なんとか引き戸を外そうということになりました。が、引き戸を外す方法がわからない!
そこでリクシルのHPでやり方を探しました。(リンクは引き戸の外し方のページです)
天井側レールにつながる吊り車部品を、引き戸本体から抜き取るように外します。これでドアが外せて、出入りできるようになりました。
引き戸とレールを確認
さて、メンテナンス当日。
レールを確認したところ、レールにつけられた部品のネジが1本、外れていることがわかりました。
「もしかしたら、ここのネジが、レール内部のどこかに引っかかっているのかも…」とのことで、レールそのものを外してみることになりました。
最近の引き戸には、ソフトモーションという機能がついています。戸を閉める際、静かにゆっくり閉まる装置です。ソフトクローズ機能とも呼ばれているものです。
そのためか、建具の構造も昔に比べて複雑みたいですね。
で、外してみたところ…!ありました!ネジがポロリと出てきたんです。
「きっとこれが、どこかに引っかかっていたんですね」と担当さん。
開け閉めのたびに少しずつネジがゆるんで、何かの拍子にそれが外れたのでしょう。そしてレール内部かソフトモーションの部材あたりに引っかかってしまったのでは…ということでした。
原因がわかってよかった!
数年に一度、メンテナンスしておけば安心
この引き戸のネジ、数年にいっぺんくらい、締め直しておくとこうした事態を防げるとのこと。
我が家はもうすぐ築3年。念のため、ほかの引き戸のネジも確認していただきましたが、やはり使用頻度の多い引き戸は、わずかにゆるみがあったようです。
ネジの脱落は、そう頻繁にあることではないそうですが…何かの折にゆるみがないか確認しておくとよさそうです。年末大掃除のついでなどに、やっておくといいかも。