皆既月食&スーパームーン
2021年5月26日、皆既月食が日本各地で観測されました。今回は、月が地球に最も近づいた状態の「スーパームーン」の月食ということで、TVでも大きく報道されていましたね。
私の住む北海道でも見られるということで、期待していたんです。
当日は少し曇りがちでしたが、月食目当てに、夫と一緒に久々に夜の散歩をしてみました。
お月見をする人がけっこういた
月食が8時過ぎというので、その少し前に家を出ました。
我が家の近くでは、家族で外に出て、お月見をしている人の姿があちこちに。
お天気も穏やかでしたし、コロナの影響で、ステイホーム期間中ということもあるでしょう。
公園のベンチに座っているご夫婦もいれば、自宅のバルコニーに立つ人、お庭にアウトドアチェアを置いて、くつろいで空を見上げているファミリーも見かけました。
敷地が高台とか、前が開けて眺めのいいお宅だと、こんなときはいいですね。
夏は花火なんかも見えそう…。
明るくて月が見えない…
さて、お散歩を始めた私たち夫婦。どこから見れば月がきれいかな?と、しばし、うろうろと近所を歩きまわりました。
でも…なかなかいい場所がありません。
最近の街灯はLED化もあり、とても明るいんです。
私はLEDの直線的な?光が苦手です。なんだか目に刺激が強い感じがして…。
車で、街灯の少ないところまで行けばよかった、と思いましたが、時すでに遅し。皆既月食が始まってしまいました。
月が赤黒く見えるという、神秘的な眺めを期待していたんですが…。
少し雲がかかる時間もあり、はっきりと赤銅色になるのを見ることはできませんでした。残念。
やがて皆既月食は終わり、月の明るさが戻ってきました。
スーパームーンも、LED街灯のもとでは映えませんね…。
北海道胆振東部地震のとき、ブラックアウトですべての街灯が消え、星空がよく見えたことを思い出しました…。
屋内からのほうが見えた?
家に帰ってきてから気づいたこと。それは、家の窓から見た月のほうがきれいかも?…ってことでした。
家の中を暗くすれば、外で、街灯の下で見るより見やすかったかもしれません。
実際、我が家のキッチンの窓は南東に向いているので、そこから月が見えました。
うーん、キッチンで見たほうがよかった?
まあ、たまには夫婦そろって散歩するのも悪くないですけどね。
ふだんの暮らしには明るさが必要
それに住宅街の明るさは、防犯の面から見れば、大切なこと。とくに通学をするお子さんがいる場合は、学校帰りなど心配です。北海道は冬の日没が早く、(真冬だと16時前後)すぐに真っ暗になってしまいますから。
夜にランニングやウォーキングをする習慣がある方も、明るさがあるほうが安心でしょう。
今回歩いてみて気づいたのですが、玄関やガレージ前にセンサーライトをつけているお宅も多かったです。人が近づくとパッと明るく点灯するので、帰宅時に便利なだけでなく、防犯にも役立ちそうです。
土地選びには夜にも下見を
夜に歩いてみると、昼間には気づかないことって結構あります。人や車の通行量もそうですし、街灯の位置・明るさなんかもそうですね。
だから、「マイホームの土地選びには、条件を変えて下見に行け」と言われるのでしょう。
我が家も、土地決めの際、昼間だけでなく夜にも行きました。
駅からのルートや、近所の様子など、実際に確認しておくのは大切だと思います。
曜日や天気も影響しますので、目当ての土地があるときは、様々なパターンで行ってみるといいですよ!