北海道の地方都市では、車での移動が欠かせません。雪の季節になると、積もった雪を取り除いてからでないと運転できないので、出かけるにもひと苦労です。
車の除雪の手間を軽減するのが、ガレージやカーポート。
近所にはカーポートのお宅も多いですが、我が家ではガレージを設置しています。
ガレージの使い勝手を書いてみます。
我が家はガレージを設置
我が家では、車のほかバイクや自転車も保管したかったので、最初からガレージ設置を希望していました。
シャッター付きの独立型車庫、カスケードガレージ(参考:株式会社日江金属)というタイプです。
カスケードガレージは、壁や屋根が蛇腹のような形状で、雪や氷に強い構造になっています。
ハウスメーカーとの打ち合わせの際、ガレージは1台分でざっと50万円くらい…と言われました。
カーポートなら概算で30~40万円と言われ、「壁がないのに、意外と高いんだな」と思った記憶があります。
ただ、カーポートは固定資産税の対象になりません。
ガレージのほうは家屋扱いになり、固定資産税と都市計画税がかかります。
我が家の場合は新築から3年間の軽減中で、ガレージの税金は年に3千円ちょっと。来年には上がってしまう~
年に数千円でも、長いスパンで見ると、結構な金額になりますよね…。
ガレージ設置のメリット
我が家ではガレージに、車・バイク・自転車のほか、交換用タイヤなども保管しています。
紫外線や風雨、雪などから愛車をしっかり守ることができ、大雪の降った日もすぐに車を出せます。洗車の手間も減らせます。
また、北海道では車の盗難、タイヤ盗難のニュースもよく耳にします。ガレージは防犯面のメリットもあると思います。
車やタイヤが丸見えになりませんし、シャッター開閉で音がしますので、侵入盗には心理的な抵抗感にもつながるかなと。
それに、車の有無で家人が不在かどうかを知られることを防げるのも、メリットかな…。
ガレージ設置のデメリット
車やバイクを大切にしたい方なら、価値のあるガレージですが、デメリットもあります。
コスト(ガレージ本体の費用&税金)はガレージ設置の大きなデメリットですが、「う~ん…」と思ったことはほかにもありました。
ガレージだと、いちいちシャッターを開け閉めする手間がかかります。手動シャッターなので、腕や肩を傷めていたときには、ちょっとツラかったですね。
開け閉めもガラガラ音がするので、深夜・早朝だと近所迷惑にならないよう気をつかいます。
また、ガレージ内は狭いので、車への乗り降りもしにくいです。ドアを開ける際など、気をつけないと車やガレージに傷がつきそう…。
それから、ガレージを作るには敷地に余裕が必要。ガレージは大きいので、場合によっては圧迫感を感じることもあるでしょう。建ぺい率にも注意してください。
ガレージは道路に面して建てることが多いので目立ちますし、家の外観にも影響します。外構デザイン全体のバランスを考慮するのがおすすめです!