切妻屋根に雪止め金具を設置。軒先ギリギリはNG?

雪止め 屋根 外まわり

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落雪で身の危険を感じて…

我が家の屋根は「切妻屋根」、いわゆる三角屋根です。

そのため、冬にたくさん雪が降ると、積もった雪がザーッと流れ落ちてきます。

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我が家の屋根は切妻屋根、いわゆる三角屋根です。気に入って決めた切妻屋根ですが、入居後に後悔したことが…。

屋根に多量の雪をのせたままでは、建物に負担をかけます。

そのため、敷地に余裕があれば、雪はできれば落としてしまったほうがベターなんですが…。

昨シーズン、豪雪に見舞われた北海道。

2022年1月、北海道での大雪
雪に慣れた北海道でもびっくりの大雪です…

我が家でも屋根からの落雪に悩まされました。

屋根から大量の雪がドドドド…と一気に落ちてくると、地響きがするくらいの衝撃。

とくに屋根上方の雪が落ちるときに、勢いがついてしまうのが問題でした。

場合によっては、軒下の真下から2m以上離れたところまで、雪が飛ぶのです。

もし除雪中に巻き込まれたら、命に関わります!

「雪止め金具がないと危ないね…」

というわけで、屋根に雪止め金具をつけよう、ということになりました。

ハウスメーカーさんに相談して、専門業者さんを紹介していただき、まずは見積りをお願いしました。

我が家は30坪の平屋。そのため屋根の面積も大きめです。ただ、平屋なので足場は必要ないとのこと。

必要な金具の数を計算していただき、工事日程を組んでいただきました。

雪止め金具の位置は?

雪止め金具の位置については、「軒先ギリギリにはつけないほうがいい」と言われました。

これは、お住まいの地域の積雪量や気象条件によって、多少違うかもしれませんが…。

我が家(北海道)の場合は、

・豪雪とはいかずとも、毎年そこそこ積雪がある

・寒さが厳しく、雪が屋根にとどまる時間が長い

という条件があります。

屋根の雪

そのため、雪止めを軒先ギリギリにつけてしまうと、

・雪の重さで軒先の変形や破損につながる

・つららや雪庇、巻きだれができやすい

というデメリットがあるそうです。

我が家の場合は屋根の上方~中腹くらいに雪止めがあれば、上から一気にザーっと勢いよく落ちるのを防げるだろう、ということでした。

というわけで、屋根の面積の半分くらいに雪止め金具をつけることに。

軒先近くの雪は、降雪ごとに直下に落ちるように…という方式です。

工事当日は、はしごで職人さんが屋根に上り、金具を設置していきます。

雪の荷重を分散するため、互い違いになるような配置で、数列取り付けていただきました。

雪止め金具は互い違いになるよう配置する

除雪の負担を軽減

今までは、屋根雪がすべて地面に落ちていたのですが、雪止めをすればその量を減らすことができます。除雪の労力も、半分くらいにできるでしょう。

屋根上に雪をしばらくとどめることになりますが、昨シーズンのような豪雪でない限りは、お天気のよい日に少しずつ溶けてくれるはず。

年齢とともに体力が衰えて、除雪も大変になるので、少しでも負担が軽くなるとありがたいです。

今まですっきりしていたガルバリウムの屋根に、ぽちぽちと金具が目立つようになりましたが…見た目より安全性重視!ということで。

これで、今度の冬は少し不安を減らせそうです。