夢で見た場所が実在?
先日、行ったことのない場所の夢を見ました。とても美しい景色でした。
とてもリアルではっきりした夢で、気になったので画像検索してみました。
すると見たままの風景がヒットしてびっくり。忘れないようにブログに記録しておこうと思います。
美しい夢
先日見たのは、こんな夢でした。
はるかに続く、なだらかな緑の丘。その向こうに、ゆるやかな山の稜線が見えます。
ぽつりぽつりと、家が建っています。赤茶っぽい瓦屋根に、レンガ造りのよう。
家の周りには、ていねいに刈り込まれた生け垣と、細くとがった特徴的な木々。
少し傾いた光が辺りを照らしており、黄昏時のような感じでした。
“ここはどこだろう…”
私は少し高いところから眺めているようで、そのゆるやかな起伏がまるですり鉢のように見えます。
その地形は、北海道の富良野や、かつて訪れたことのある山梨県の勝沼にも似ている…夢の中で、そう感じました。
“…でも、建物や木々は日本のものには見えない。ヨーロッパ?そう、きっとヨーロッパの田舎のほう…。”
朝目覚めてからも、その夢のことを細部まではっきりと覚えていました。まるで空を飛んでそこに行ってきたかのような、そんな感覚でした。
見たままの景色が画面に
見た景色を忘れないうちにと、朝一番で、「ヨーロッパ 田園 丘 とがった木」などのワードを入れて画像検索してみました。
すると、驚いたことに、ほぼ、夢で見たままの景色がいくつも現れたのです。
そこには「イタリア トスカーナ地方 オルチャ渓谷」という文字がありました。
世界遺産にもなっており、絶景として有名な場所のようでした。
「私が見たのは、きっとこの景色…」
細くとがった木は、オルチャ渓谷のシンボルと言われる、糸杉ということ。
そしてブドウの産地としても有名だということを、ネットで知りました。
だから「勝沼に似ている」と思ったんでしょうか?
トスカーナ・オルチャ渓谷?
私は「トスカーナ」「オルチャ渓谷」に行ったことは一度もありません。
「トスカーナ」という言葉こそ聞いたことがありますが、実はそれがどこなのかすら、知らなかったんです。
どうして、そんな知らない場所の夢を見たのだろう…と、その日一日、ずっと不思議で…。
“幽体離脱して、時空を超えて見に行ったのでは?”
“いやもしかして、前世の記憶?”
“いつか行く場所?予知夢?”
などと、あれこれ考えていました。
「自分が覚えていないだけで、テレビか何かで見たんじゃない?」
家族にはそう言われました。もしかしたら、そうなのかもしれません。
でも私は夢の中で、「こんなきれいなところ初めて見た!」と感激していたのです。前にどこかで見た、とは思えませんでした…。
夢って、本当に興味深いですね。
リアルな夢をよく見る
私は子供の頃から、よく夢を見るほうでした。
予知夢のような夢を見たこともありますし、亡くなった家族や友人の夢を見て涙したこともよくあります。
毎晩のように夢を見るので、夢日記をつけていたこともありました。枕元に手帳を置いて、すぐに書き留められるようにしていたんです。まあ、字はだいたいヨレヨレでしたけどね…。
これまで見た夢でとくに印象に残っているのは、空を飛ぶ夢です。
小さい頃から繰り返し見ているんですが、見下ろす街の様子もすごく鮮明ですし、体の感覚もはっきりしています。
プールで泳いでいるような浮遊感と、自分の跳躍力とがミックスされた感じ。
「もしかして現実世界でも飛べるんでは?!」と思うほどのリアルさなんです。
子供の頃には、目が覚めてから、部屋の中で跳ねてみたこともあります…。(飛べませんでしたが…汗)
いつか行ってみたい場所ができた
今回、トスカーナ・オルチャ渓谷を知ったことで、「いつか行きたいな」と思うようになりました。
コロナで国内旅行もままならない昨今、海外旅行などいつ行けるかわからないご時世ですが…。
それにイタリア語、できないしなぁ…勉強してみましょうかね?
ああ、夢でもいいから、もう一度行ってみたい!
そう思いながら眠りにつくのですが、あれ以来、オルチャ渓谷の夢は見られないままです…。