春、町内会の一斉清掃にて。ゴミを拾って徳を積む

鉄塔と住宅地 暮らしノート

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町内会の春の一斉清掃へ

北海道の厳しい冬が終わり、春がやってくると、雪の下に埋もれたゴミが目立つようになります。そのためこの時期、町内会で一斉清掃を行うところが多いです。我が家も、夫と二人で毎年参加しています。

今年はちょっと参加者が少なめだったかな……。清掃日時のお知らせが、回覧板からメールになったので、気づかない人も多かったのかも。

火ばさみとゴミ袋を持ってテクテク歩きながらゴミを拾います。幸いお天気に恵まれ、明るい日差しが気持ちのよい日でした。

ひしゃげたペットボトルや汚れたマスク、吸い殻やお菓子の空き袋。様々なゴミを見つけては、ゴミ袋に入れていきます。

コンビニ近くに放置ゴミ

するとコンビニ脇の緑地の中、ベンチ近くに、白い袋が落ちていました。

中には、弁当の空き容器と缶コーヒーの空き缶、割り箸。袋は無造作に芝生の中に放置されていました。

おそらくコンビニで買った商品をベンチで食べ、そのまま置いていったのでしょう。目の前のコンビニに、ゴミ箱があるのに。

コンビニ

夫のひとことに、ハッとする

「あーあ、どうしてここに置きっぱなしなのかね。誰かが困ろうと“知らねーよ”なのかな」

げんなりして私がつぶやくと、夫がひとこと。

「……そういう人には、運は来ないから」

夫の言葉に、ハッとしました。

ゴミをポイ捨てするような、自分勝手で周りに思いやりのない人に、幸せは来ない。お天道様は見ている、と。

夫は、なにごとも面倒がらずに、こまめに動く人。ふだんから、トイレ掃除も担当してくれています。毎週欠かさずトイレをピカピカにする彼は、親しい友人も多く、周りとのつきあいをだいじにする人です。年齢を重ねてからもよいご縁があって転職し、収入アップしたことも。彼の言葉には説得力がありました。

「そうだね……我々はゴミを拾って、徳を積みますか」

小さな「徳」を積む機会に

その後もしばらく、ゴミを拾いながら歩くうち、ほかの参加者家族と挨拶を交わしました。名前も知らない方もいましたが、笑顔で「こんにちは」「ご苦労様です」と言葉をかけあうのは、気持ちのよいものでした。

小さいお子さん連れで、お散歩のように楽しそうにゴミを拾うご家族も見かけました。仲の良さが感じられて、確かに「幸運の来そうな」ご一家に見えました。

30分ほどの清掃でしたが、道ばたのゴミは目にみえて減り、すっきりしました。春特有の強風の日にも、ゴミが舞い飛ぶこともなさそうです。

ほんの30分ですが、小さな「徳」を積めたかな?