以前はダークなフローリングだったけれど…
私たちが以前住んでいた家は、ダークな色のフローリングでした。それも嫌いではなかったのですが、ちょっと暗い感じが気になっていました。
それはなぜかというと…
私も50代になってみてわかったことですが、年齢とともにだんだんと視力に衰えが…。
まだ日暮れ前でも少し暗く感じて、早めに照明をつけたくなるとか、床の上に落ちたものを見つけにくい、そんな自覚が出てきました。
床色がダークなのは、髪の毛が落ちていても目立たないというメリットにもなるんですが…でもそれは、お掃除するときもゴミを見つけにくいってことです。お掃除したつもりが、ゴミや髪の毛を見落としまくり…というのも、気分的にイヤだったんです。
そこで、これまでより明るい色のフローリングを中心に選ぶことにしました。
新居の床はリクシルのラシッサDフロア、チェスナット
フローリングといえば、ナチュラル系が無難とされます。自然な木の色はどんなインテリアや家具にも合いますし、色味や濃淡のバリエーションも豊富です。
私も最初は、ナチュラル系のライトオークやメープルなどがいいだろうと思っていました。白っぽいものは、明るくていいけれど汚れが目立ちそうだなと敬遠していたんです。
ですが、リクシルのショールームに行って実際に見て、考えが変わりました。
私たちが選んだ新居のフローリングは、リクシルのラシッサDフロア、色はチェスナットです。
このフローリングは、白っぽいフローリングですが、ベージュとグレーの混じったような木目模様が入っています。そのため、真っ白なフローリングよりも汚れや髪の毛が目立ちにくく、どんな色にもなじみやすいです。
フローリングのトーンが明るいと、室内全体も明るい雰囲気になります。この色にして正解でした。
照明によっては雰囲気が変わる
また、我が家ではリビングに調光機能のある照明を使っています。チェスナット色に暖色系ライトが当たると、部屋全体が明るいセピア調になって、ニュアンスが変化します。
ちょっと写真ではわかりにくいかもしれませんが…あたたかみがプラスされる感じで、くつろいだ雰囲気になります。
建具と巾木は濃い色にして、アクセントに
白っぽいフローリングに対して、建具と巾木は濃い目の色(クリエモカ)にしました。明るい床色に対して建具が濃いので、きりっと締まった印象です。
〈※2020.10追記〉記事作成当初、(クリエモカ)を(クリエダーク)と記載しておりました。正しくはクリエモカです。該当箇所を訂正させていただきました。失礼いたしました。
壁も床も白っぽいので、濃い色の巾木はアクセントになりました。
また、高齢になったときには、床と壁の境目がわかりやすいほうがいいそうです。壁紙も白、床も白っぽいと、部屋の端の位置がわかりにくくなるとか。
確かに夜中にトイレに起きたときなど、暗めの照明でも、巾木のおかげで廊下の端がわかりやすいです。
巾木のホコリのお掃除は手袋で
ただ、巾木の色が濃いと、白っぽいホコリが少し目立つんですよね。
私は掃除機をかけるときに、巾木もお掃除するようにしています。100均のマイクロファイバー製の手袋をして、指先で巾木の上をなぞるようにしてホコリをくっつけます。手袋についたホコリは掃除機で吸引。その後手袋を洗濯機でお洗濯します。このやり方だと、それほど面倒なくお掃除できますよ!