年末調整の申告書づくりは大変
住宅ローンを使ってマイホームを手に入れた場合、住宅ローン控除によって税金が戻ってきます。
我が家の場合は2018年に家を建てたので、10年間の控除があります。最初の年は確定申告の会場に行って手続きをしました。2年目以降は夫の勤め先に書類を提出し、年末調整をします。
しかしこういう役所の書類って、厄介なんですよね…。書き方がわかりにくくて。
確定申告時も大変でしたが、そのときは申告会場でサポートスタッフさんに聞きながら頑張りました。
でも年末調整の書類は、自分で書かなくちゃいけない…。
同じことを昨年もやっているのですが、年に一度の作業だから細かいところを忘れてしまうんです。
しかも我が家は建物のみローンを使ったため、同封されている記入例とは内容が異なります。だからよけいにややこしいんですよね。
書く量は、そんなにないんです。でも、どこに何を書けばいいのか、パッとわからない。
申告書に書かれた文字は小さくて、老眼の身には読みにくいし…。
とくに頭を悩ませるのが、説明の文章なんです。何を言いたいのかわかりにくく、理解できないんですよ…。
役所の作った文章はどうしてこうもわかりにくいのか
たとえばこの説明、読んで一度で意味を理解できますか?
「C欄の③の記入にあたっては、A欄の③の割合とB欄の③の割合や⑧の割合とB欄の③の割合が、同じ場合はA欄の③の割合又は⑧の割合を書き、異なる場合は「年末調整で住宅借入金等特別控除を受ける方へ」をお読みください。」
私も夫も、何度読んでも理解できませんでした。こんな文章、書類の説明として不適当では?
私がこの説明文を作った人の上司なら、「わかりにくい!書き直し!」と言うでしょう…。
結局、我が家ではネット上のサイトを頼りに申告書を書きました。個人が作ったサイトの説明のほうがずっとわかりやすいんですよ…(怒)。
税金を納める国民に寄り添ってほしい
年末調整だけでなく、私は毎年確定申告もしていますが、その申告書の作成も、毎回苦労しています。仕事の合間に、何時間も(何日も?)かけて頭を悩ませ、帳票をそろえ、書類を書くのです。
この先さらに年をとって、視力も理解力も落ちていくことを考えると、ホントに不安になります。
税金を納めている国民が、もっとわかりやすい形で手続きできるよう、何とかしていただきたいと心から思います。
説明や記入の仕方をやさしくシンプルにすれば、文字だって大きく見やすくできるはず。
役所の書類の説明文、どうか「全面見直し」してください~!