壁紙選びの鉄則とは?
壁紙選びの鉄則は、高いところに行くほど薄い色がいい、と聞きました。
天井に濃い・暗い色を持ってくると、圧迫感があってよくない、と。
我が家の場合、フローリングを白っぽい色にするのが決まっていたので、そうなると天井は白を選択するのが普通だったでしょう。
ですが、我が家は小上がりだけ、天井の色をあえて濃い色にしてみました。
小上がりの天井の色は木目調
我が家の小上がりの天井は、木目っぽい模様のダークブラウンの壁紙を貼りました。なぜこの色にしたかというと、見学したモデルハウスのインテリアがきっかけでした。
モデルハウスの和室スペースに、木目調のブラウンの壁紙が貼ってあったのですが、圧迫感というよりは、ちょっとしたこもり感が感じられ、「落ち着くなぁ」と思ったのです。
たまたま、そのモデルハウスのインテリアをプランしたコーディネーターさんが、我が家のインテリアも担当してくれていました。そこで、「〇〇町のモデルハウスの和室が素敵だったので、あんな感じで…」とお願いすると、すぐにプランを作ってくれました。
小上がりなので、天井の色が濃いと狭く見えるかな…と少し不安でしたが、コーディネーターさんいわく、「畳のスペースなので、そんなに圧迫感はないと思いますよ」と。
実際に暮らしてみて
実際、この木目調の天井、とてもよかったです。
この小上がりスペースでは、だいたい畳に座るかごろんと横になるか、という使い方なので、圧迫感もなく、むしろ穴倉感?のある、ほっとする空間になりました。
この小上がりは、リビングからひと続きの畳スペースです。そのため、リビングの白い天井と、小上がりのブラウンの天井との対比もあって、メリハリが生まれました。全部白にしていたら、無難ではあるけれど、ちょっとのっぺりした印象になったかもなぁ…と思います。
アクセントとして使うなら、濃い色の天井もアリだと思います。
プライベート感の演出ができる
こもり感がほしいところ、たとえば書斎や、トイレなんかの天井も、場合によっては濃い目の壁紙もいいかもしれません。
濃い色の天井は、プライベート感が出るのだと思います。
リビングの天井には明るい色が無難でしょうけれど、もともと広さのあるリビングなら、濃い色でも落ち着いた感じになりそうです。