リビング横にファミリークローゼット
新築計画時、収納をどうするか聞かれた際、私は「リビング横にファミリークローゼットを作りたい」とお願いしました。
我が家のファミリークローゼット、広さは3畳ほど。ハンガーパイプのスペースと、旧居から持ってきた整理ダンスを置くスペースになっています。
家族全員が日常的に着る服と下着類は、すべてこのクローゼットに収まっています。(スキーウェアなど季節モノの一部は、家族の個室に収納しているものもありますが)
洗濯後の衣類はまとめてこのクローゼットに運んで収納しています。一括管理なので、各部屋に分けて運ぶ手間がいらず便利です。
回遊動線でつながる間取り
リビングとファミリークローゼット、そして洗面所・脱衣室・玄関は、回遊動線でつながっています。帰宅後に手を洗って、すぐにクローゼットで上着をかけ、カバンをしまうことができます。
お風呂に入るときは、リビングからクローゼットに入り、着替えを持ってお風呂へ。そういう一連の動作がしやすいつくりです。
ただ、ウォークスルータイプなので、収納物が増えすぎるのは禁物。通路にモノがあふれると通り抜けしにくいですし、衣類がギューギュー詰めでは取り出しも不便になってしまいます。衣類やモノが増えすぎないよう気をつけています。
家の中心近くにクローゼット、使い勝手は?
我が家のファミリークローゼットは、家の中心部近くになります。
ですが、風水でいう宅心(ど真ん中)は、クローゼットからは若干外れるようにしました。
というのも、家相や風水では家の中心部分(宅心)が大切とされているから。
水回りは避け、リビングなどを配置するのが望ましいとのこと。
平屋の場合、ある程度の面積になると、中心部分が窓から離れるので換気が悪くなる・暗くなるといわれています。そのため、湿気のこもりやすい水回りや納戸はできるだけ避けたほうがよいということなのでしょう。クローゼットを配置するなら、換気・通風については考慮したほうがいいですね。
中心部分のデメリットを考慮する
我が家のクローゼットは、来客時をのぞいてはほぼドアも閉めない状態(かわりにのれんで目隠し)で、家族が頻繁に出入りするため、湿気はたまりにくいと思います。
クローゼット内に24H換気システムの排気用ダクトもつけていますので、カビや匂いなどの問題も今のところありません。
中心部分のデメリットである暗さは、クローゼットの場合あまり気にならないです。むしろ直射日光が当たらないほうが、衣類の日焼けも防げて、収納には適しているのかも…?
リビングのバックヤードとして便利
我が家では、ファミリークローゼットがリビングのバックヤード的なスペースになっています。急な来客時など、リビングの雑多なものを「とりあえずクローゼットに移動!」というワザも使えて便利です。
ファミリークローゼットを使いやすく保つためにも、手持ちの衣類は厳選して、ゆとりをもった収納が可能な量にしていこうと思います。