FP3級試験、60代・独学で受けてみた!

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60代でFP3級に挑戦

先日、FP3級(ファイナンシャル・プランニング技能検定3級)を受験しました。

学科試験と実技試験の2種類があり、合格ラインはいずれも6割。

試験はCBTという方式(パソコンを使って回答する)で行われ、試験当日にスコアが出ます。今回私のスコアは、学科が8割、実技は9割正答でした。正式な合格発表は受験の翌月となりますが、無事合格ラインを超えたのでほっとしています。

受験費用は学科と実技合わせて8000円でした。受験料もばかにならないので、一発合格すべく頑張りました。

試験勉強は数ヶ月、主にネットで学習

私がFP3級の勉強を始めたのは、3ヶ月ほど前です。一応、テキストもブックオフで一冊だけ購入しましたが、主軸はほぼネット学習。FP3級ドットコムというサイトの「過去問道場」で勉強をしました。

このサイトは解説も詳しく、とても役に立ちました。

毎日、学科の過去問30問&実技は10問を解くというノルマを決め、欠かさず取り組みました。時間にすると1日に30分~1時間くらいかな。

過去問道場で問題を解き、説明を読み、必要があればテキストでさらに解説を読む……という方法で勉強しました。

出題される内容は6分野。
・ライフプランニングと資金計画
・リスク管理
・金融資産運用
・タックスプランニング
・不動産
・相続・事業承継

です。

FP3級を受験した理由

私が還暦を過ぎてFP3級に挑戦しようと思った理由は、50代くらいから暮らしの中で学んだ内容が、FP3級の内容とかぶっている、と感じたからです。

このブログの中でもふれていますが、私は家づくりを通して、住宅ローンなど資金計画や、不動産・建築に関わる知識の必要性を実感し、ネット等で調べまくりました。

その後、年を重ねるうちに、保険の見直しや相続、後見制度に関わる機会もありました。こちらも知識がなくてとても苦労しました。

こうしたことが、FP3級の出題内容とかなり重複しているということを知り、せっかくだからもう少し掘り下げて学び、受験してみようと思ったのです。

FP3級、学んで損はない知識

FP3級の内容は、他の資格試験に比べて「易しい」と言われます。しかし実際に学んでみて、やはりそれなりに勉強しないと合格は厳しい、とも思います。

私が3ヶ月程度の準備で合格できたのも、それ以前からの様々な学びがあったからだと感じます。それだけ、暮らしに密接に関わる知識だといえるでしょう。中高年での受験は、記憶力の衰えとたたかう一方で、人生経験が役に立つ部分もありますね。

FP3級の内容は、これから家を建てたい人や、老後を安心して迎えたい人にとって、学んで損はない知識だと思います。私自身、もっと若いうちにこういうことを知っておきたかった!と思うことがたくさんありました。

テキストもたくさん市販され、YouTubeでも多くの講座があるので、学習教材には事欠きません。前述の学習サイトで、クイズ感覚で学ぶのも面白いです。

資格を取る、という目的のみならず、ライフプランの参考にもなるFP3級、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?