近所で外構工事が始まった
ある朝のこと、食卓テーブルを拭いていたら、急にゴゴゴ…と地鳴りが!
「えっ、地震?!」
身構えたものの、大きな揺れは来ず、ただ細かな振動と音だけが続きました。
「あ、そういえば…」
お隣さんが、数日前から外構工事をするらしく、業者さんが出入りしていたのを思い出しました。
お隣さん側の窓からのぞいてみると、やはり業者さんが作業を始めています。
ずっと砂利敷きだった駐車スペースを、アスファルト舗装にするのでしょう。地面をきれいにならして、転圧機で固めていました。
工事によるご近所への影響は大きい
音や振動は、我が家全体に響きました。お隣さんとは反対側にある部屋でも、家電製品がビリビリと鳴るくらいの感じ…。在宅勤務でオンライン会議とかやっていたら「無理!」っていうレベルです。
騒音や振動は、長期間に渡ると心身への影響も大きいといわれていますが、幸い、お隣の作業は日中の数時間のみで終わりました。
振動の影響についてはこちらの記事も↓
どこのお宅でも10年に一度くらいはこうした工事もあるでしょうから、お互い様という面もあります。我が家が5年ほど前に新築した際も、きっとこうだったろうな…と思いますし。
でも今回の音と振動を体験してみて、「工事前の挨拶って、大事だな」と思いました。何のお知らせもなく、いきなり音と振動が来たら、恐怖を感じますもんね。
北海道では2018年に大きな地震があったので、その記憶もよみがえりました。
工事中は家の前に大型車両の出入りもあります。小さい子がいるお宅は、特に注意が必要でしょう。
工事前の挨拶は必要?
我が家のまわりでも、ここ数年、新築やメンテの工事をするお宅が何軒かありました。ご挨拶があったのは、半分くらいかな…という印象です。
新築の着工前は、ほとんどのお宅が、タオルなど簡単な手土産持参で来られました。(業者さんが来訪の場合もあり)
数日の小さなメンテ工事の場合は、何もお知らせなし、が多かったかな。
ゴミ捨ての時にたまたま出会ったご近所さんから、「○日から工事が入ります。ご迷惑おかけします…」と立ち話で聞くことはありましたが。
やっぱり、先に聞いていると心の準備ができるというか、安心できます。場合によっては、外出の予定を入れて騒音から避難することもできるでしょう。
我が家で今後、もしこうした工事がある時は、少なくとも両隣や裏のお宅には挨拶しなくちゃ!と思いました。
留守がちのお宅にはどうする?
ただ最近は、日中お留守のお宅も多いです。一、二度伺っても会えなければ、郵便受けにお知らせの手紙を入れておくとよいかもしれません。
「○月○日~○日、外構工事のためお騒がせいたします。ご迷惑をおかけして恐縮ですが、よろしくお願いいたします。」くらいの文面でいいんじゃないでしょうか。
私は以前、こうしたご挨拶の手紙を出したことがあります。その時は、普通の白い便せんと白封筒を使いました。茶封筒やカジュアルな柄付きではなく、落ち着いた印象のほうが無難だろうと思います。
封筒に何も書いていないと不審に思われそうなので、表にご近所さんのお名前、裏には世帯主である夫の名前を書きました。
とはいえ、もし工事日数が長いとか、迷惑をかける度合いが大きいなら、直接お伺いしたほうが無難かな。タオルやラップなどの粗品を添えてもいいと思います。
挨拶はしたもの勝ち
挨拶はしたもの勝ち、という言葉を聞いたことがあります。挨拶無しで失敗することはありますが、挨拶をしておいて後悔、はないと思うんです。
長くその場所で住むなら、ご近所さんとのおつきあいも大切にしたいですから…。