かわいい夏の花、ポーチュラカ
夏に咲く花はたくさんあるけれど、私のお気に入りのひとつが「ポーチュラカ」です。
ハナスベリヒユ、という名でも呼ばれています。
暑さのきびしい時期でも、毎日次々と花を咲かせてくれる花です。
ポーチュラカは花色も豊富で鮮やか。カラフルでぱっと目をひきます。
赤・白・黄色・オレンジ…など色数はもちろん、絞り模様や八重咲きなど、バリエーションも様々です。
花言葉は、「いつも元気」。まさにそんな感じがぴったりの花です。
ポーチュラカとの暮らし
ポーチュラカは日差しが大好きな花なので、明るい場所に置いてあげます。
多肉質なので乾燥に強く、手間いらず。土が乾いているな…と思ったら水をやる、という程度で十分です。
花は朝の日差しとともに咲き、午後~夕方にはしぼんでしまいます。でも毎日次々と花が咲くので、長い期間、花を楽しめます。
ポーチュラカはどんどん茎が伸びて垂れ下がるので、高さのある足つきプランターなどに植えてあげるのがおすすめです。
グラウンドカバーとして植えるのも良いと思います。
松葉ボタンとの違い
今年たまたま、外出先のお店でポーチュラカの苗を発見、衝動買いしました。
我が家の近所では、ホームセンターなどではあまり見かけることがないんですよね。
たまに「あった!」と思ったら「あ、松葉ボタンか…」という感じ。
ポーチュラカと松葉ボタン、花はよく似ていますが、葉っぱの形が違います。
松葉ボタンはその名の通り、松葉のように葉が細くとがっています。
いっぽう、ポーチュラカは葉が丸っこいのが特徴。それが可愛らしくて、私はポーチュラカのほうが好きなんです。
ガーデニングのテイスト的に、松葉ボタンは和風になじみやすく、ポーチュラカは洋風、という感じがします。
冬越しは挿し芽で
ポーチュラカは暑さに強い反面、寒さに弱いので、冬越しができません。
寒さの厳しい北海道ではなおさらです。
でも、「挿し芽で増やすことができるよ!」と聞き、それで冬越しできないか…と考えています。
挿し芽の方法は、まず元気な茎の先を10cmほどに切って水につけ、根っこが出るのを待ちます。
数日して根が出たら、土に植えます。室内で冬越しするなら鉢植えに。
乾燥に強いので、あまり水やりも神経質になる必要はありません。
ただ、温度が低いとすぐに弱ってしまうので、温度管理と日当たりには注意が必要でしょう。
冬の間、暖房をつけっぱなしにすることも多い北海道。室内なら冬越し可能かな…と期待しています。
うまくいけば、来年も花を咲かせてくれるかな?