ポーチュラカとは
ポーチュラカ(ハナスベリヒユ)は、私の好きな花のひとつです。
花色は鮮やかでカラフル。暑さに強く、私の住む北海道でも初夏から真夏にかけて、元気に咲いてくれます。
松葉ボタンによく似ていますが、葉っぱを見ると違いがわかりやすいです。葉がとがっている松葉ボタンに対し、ポーチュラカは丸みを帯びています。
でも、北海道ではポーチュラカの苗ってあまり見かけないんです。松葉ボタンはけっこう売られているんですが…。
というわけで、私は昨年ゲットしたお気に入りのポーチュラカを、冬越しさせてみよう!と思ったのでした。
ポーチュラカ冬越し計画スタート
でも、冬の寒さがハンパない北海道。ポーチュラカの冬越しに必要とされる温度は10度以上と言われているので、当然、戸外では冬越しできません。
暖かくなればどんどん育ってくれるので、とりあえず小さな株だけ残ればOKのはず!ということで、ごく小さなプランターで冬越しさせることにしました。
まずは挿し芽を作る要領で、茎の先を何本か切って、水を入れたガラス瓶に差します。
数日すると、茎の根元から細くて白い根が出ます。
ある程度根が伸びたら、土を入れたプランターに植えます。
我が家では置く場所が限られるので、小さなプランター2つのみにしました。
常時暖房で室温をキープ
北海道では、冬場、24時間暖房をつけている家が多いです。
そのため我が家でも、ふだんの室温は低くても18~20度をキープ。厳冬期の夜間でも、15度を下回ることはないです。
さて、できあがったプランター1はリビングの窓辺近くに。
プランター2は、玄関ホールのヒーター近くの棚に置きました。
乾燥には強いと聞いていたので、水やりはごく控えめに。
その結果…プランター1は無事に冬越しに成功!5月に再び花を咲かせてくれました。
ですが、プランター2のほうは、途中で茎が腐って、ダメになってしまいました…。
成功の秘訣は日光?
この2つのプランターの差は、日光の量だと思います。
リビングのほうは、日中、明るい日差しがたっぷりでした。
でも玄関ホールのほうは、午前中以外はあまり日が差さなかったのです。
ヒーターが近くて、温度的にはこちらのほうが暖かかったと思うのですが…。
やっぱり、ポーチュラカは日光が好きなのですね。
なおプランター1のほうは、とくに寒い日は窓辺から離しておきました。
冬の外気温がマイナス10度以下…という日も、日常茶飯事の北海道。
窓近くだと、暖房を入れていても冷気が伝わり、寒いことがありますので注意が必要です。
北海道では、5月中は最低気温が10度を下回る日もあります。
そのためGWを過ぎても、プランターはまだ屋外に出さず、玄関の風除室に置いていました。
6月になって気温がしっかり上がってきたら、完全に屋外で育てるつもりです。
昨年のように、しっかり大きく育ってくれるといいのですが。