CASIO電子ピアノPriviaPX-S1100レビュー①置き場所&必要スペースについて

ピアノ 暮らしノート

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大人のピアノ再始動!

昔習っていたピアノ、もう一度弾きたい!と、50代にして電子ピアノを買ったkanaです。

最近、大人になってからピアノを始める、あるいは学び直しをする方が増えていると聞きます。

指を使うピアノは脳トレにもなる!認知症予防にもなる!と言われ、人気が出ているそうなんです。

この頃は、楽器屋さんはもちろん、家電量販店でも電子楽器がたくさん販売されていますね。

大人のやり直しピアノ、88鍵必要か

ただ、一口に電子ピアノといっても、鍵盤数によって大きさや機能、価格に差があります。

鍵盤数が88鍵あり、鍵盤のタッチが重く本物のピアノに近いものは、価格も高くなっています。

いっぽう、鍵盤数が少なく、鍵盤が軽いものは比較的安価です。
様々な曲や音色、リズムが内蔵されており、楽しめるものが多いです。

まったくの初心者が始めるなら、88鍵なくともOKでしょう。

ただ、私のように昔ピアノを習っていた…という人の場合は、「88鍵ないと、以前弾いた曲が弾けない…」というケースも出てきます。

我が家にも、おもちゃっぽい小さいキーボードはあったのですが、それでは物足りなくて…。

そこで今回、CASIO製の電子ピアノ、PriviaPX-S1100を購入したのでした。

CASIOのPriviaPX-S1100を購入

PriviaPX-S1100は、88鍵タイプでは世界最小クラスのサイズです。

とはいえ、横幅は130cmを超えますし、重量も本体単独で11.2kgあります。

持ち運び可能とは言っても、現実的にみて移動するのは結構大変。

というわけで、据え置き用の専用スタンドもあわせて購入しました。

専用の木製スタンド使用がおすすめ

スタンドは、X字型の簡易なタイプもありましたが、私は安定感も考えてCS-68PBKを選びました。本体両端下に、木製パネルをセットするタイプです。

家で使うなら、こちらのほうが断然おすすめです。

X型より足下空間が広く、座って弾くとき足に当たらないし、お掃除もしやすい!
ピアノの下に、楽譜入れなどちょっとした物を置くこともできます。

組み立ては夫にやってもらいましたが、一人ではちょっと手間取った…と言っていました。助手がいたほうがいいとのことです。

スタンドと本体は、4カ所のネジのみですので、外そうと思えば簡単に外せます。

ちなみに本体&スタンド込みでの重量は22.3kgです。本物のピアノと違って、床補強の心配は不要ですね。

PriviaPX-S1100のサイズ感

PriviaPX-S1100本体のサイズは、公式サイトによると幅1322×奥行232×高さ102(単位mm)です。

世界最小クラスなのは間違いないですが、設置の際、ちょっと注意しておくことがあります。それは、奥行きについてです。

専用のスタンドCS-68PBK使用時は、幅1324×奥行366×高さ740(単位mm)となります。

スタンド脚が、本体より奥行きが大きいので、壁ぴったりに本体をつけることはできません。
7~8cmの空きが生じます。

そもそも、付属の譜面台を使うのであれば、壁にぴったりつけるのは無理ですね。

譜面台使用時は、本体奥行きに最低でも140mmプラス、譜面分も含めると200mm程度スペースをとります。

PriviaPX-S1100(専用スタンド使用時)のサイズ感

ちなみに、付属の譜面台上端までの高さは883mmです。(※鍵盤までの高さは730mm)

楽譜を置けばさらに高くなります。A4縦の楽譜を置くなら、高さは床から1000mmくらいです。

椅子を置くスペースはどの程度必要か

椅子に腰掛けるスペースは、私の場合、鍵盤から最低でも500mm必要でした。
(体の大きい人、腕の長い人はもっと余裕が必要)

ということは、PX-S1100の設置スペースは、最低でも幅1330×奥行900mmは要るという計算になります。

大きめの食卓テーブル並、とお考えいただくと良いかと。

コンセントその他の条件について

PriviaPX-S1100は電子ピアノですから、電源をつなぐ必要があります。
(乾電池使用も可能ですが、家庭ではACアダプター使用が現実的でしょう)

ACアダプタープラグの差し込み口は、本体左端から240mmくらいの位置です。

コンセントが本体の左側にあるのが望ましいです。
(ACアダプターのコード長さは2m40cm程度でした)

本体左奥にアダプター差込プラグあり

我が家では、置き場所の都合上、電子ピアノが暖房器具(パネルヒーター)の近くになってしまいました。

幸い、譜面台の分クリアランスが必要だったので、ヒーターと密着せずに済みましたが…。

電化製品・精密機器である電子ピアノは、本来はヒーターなどとできるだけ離したほうがよいでしょう。

あと、直射日光の当たる位置も避けたほうがいいそうです。温度変化や、日光による鍵盤の黄ばみなども心配ですからね。

明るい窓とホスクリーン

なんとかスペースを捻出し、設置することができた電子ピアノ。

機能その他については、後日また改めてレビューします。