Wi-Fiルーターに脆弱性?…というわけでルーターを新調

Wi-Fi 家 電波 住宅設備

※当ブログのリンクには広告が含まれています。

たまたま読んだネットニュースで…

先日、たまたま「家庭用Wi-Fiルーターの不正利用に関する注意喚起」というネットニュースを見ました。

一般家庭用のルーターがサイバー攻撃に悪用されるケースがある、と警視庁が注意を呼びかけているそうです。

覚えのない設定や、アカウントの追加がされていないかを確認し、メーカーサポートが終了したルーターは買い換えを検討してほしい、という内容でした。

(画像はイメージです)

我が家のルーターは購入して4年余り。

サポートは継続しているかな?と念のためネット検索してみたら、びっくり!

なんと「脆弱性が見つかった」とお知らせが出てるじゃありませんか!

しかもそのお知らせが出たのが、2021年。2年近く前ですよ!

お知らせのことを、私はまったく知りませんでした…。何も知らずに放置していたんです。

あわてて応急処置

今さら…ではありますが、すぐにメーカーのサポートに問い合わせました。

我が家で使っていた機種は、ログインパスワードの変更など、影響を軽減する方法があるようでした。もちろんすぐに変更!でも根本的な解決ではないんですよね。あくまで「軽減」ということですから。

私のように、「注意喚起が出てたなんて知らなかった!」とならないように、メーカーのHPなどを時々チェックしてみることをおすすめします。

そもそも、古いルーターを長年使い続けるのは、あまりよろしくないようです。セキュリティ技術は日々進歩しているので、適宜買い換えたほうがいいみたいです。

プロバイダによってはレンタルが可能

ルーターについて情報を集めるうち、契約中のプロバイダで、ルーターの無料レンタルがあることを知りました。

サポートに問い合わせたら、我が家も無料レンタルの対象でした。

機種はプロバイダ側におまかせでしたが、我が家はそれで問題なし。さっそく申し込みました。

スマホ

数日で、ルーターが自宅に送られてきました。ネット検索してみたら5~6千円前後の品物のようです。

接続については、LANケーブルをつなぐだけで、何も難しい作業はありませんでした。

取説に書かれたランプなどの確認をしてから、PCやスマホなどからWi-Fiに接続しました。

表示されるSSIDから我が家のものを探して、暗号化キーを入力します。

スマホの接続は、カメラでQRコードを読みこむだけでOK。PCやプリンタは手入力でしたが簡単でした。

バンドステアリング機能?

と、SSID検索した際、ちょっと私の頭に「?」が。

疑問に思う女性

ルーターからは5GHzと2.4GHzの2種類の電波が出ているはずなのに、最初5GHzのほうしか表示されませんでした。

おかしいなぁと思ってサポートに聞いてみたら、Wi-Fi基本設定の「バンドステアリング機能」によって、自動で選択されるよう設定してあったようです。

設定画面で「バンドステアリング機能」をオフにしたら、ちゃんと2種類の電波が確認できるようになりました。

もぉ~そんなちょっとしたことでもオバサンはわからないのでアワアワしちゃう!

聞いてみてよかったです。

5GHzのみオフにしてみた

「バンドステアリング機能」は、接続時に自動的に混雑を回避し、通信を安定的にしてくれるものです。多数のデバイスをWi-Fi接続するお宅では便利な機能でしょう。

我が家では、そこまでデバイスが多くありません。それに5Gは電波が強いと聞くので、健康への影響ってどうなんだろう?(心配性…)ということで、できれば2.4GHzだけ使いたい…と思っていました。

そういう場合は、バンドステアリング機能をオフにすると、2つの周波数帯に切り分けられます。我が家はその方法で、5GHzの電波を出さないように設定することができました。

セキュリティ強化は?

ほかに、「セキュリティの観点からSSID名とか暗号化キーとか変更したほうがいいですか?」とサポートに相談してみました。

変更すれば、ルーターのメーカー名などが外部からわかりにくくなり、セキュリティ面でも安心とのこと。

ですが、注意すべき点もあるようです。

注意の旗

変更したものを忘れたりメモをなくしたりすると、設定ができなくなってしまいますし…。

「覚えやすいように…」と適当に変更すると、もっと危険です。自分の名前など、個人情報を入れるなんてもってのほか!

(「Yamada-no-wifi」「SATO-family-wifi」なんて入れたらダメってことです!)

サポートのスタッフによると、「変更後のメモをなくすのが心配だから変えない」という人も多いようです。

ただしその場合は、少なくともルーター本体を人目につかないところに収納する・表示をマスキングするなどの注意が必要でしょうね。暗号化キーやSSIDは、たいがいルーター本体に記載されていますから。

(外部の人に知られると、Wi-Fiのただ乗りや、個人情報流出の可能性も!怖いですね)

アクセス履歴もチェックできる

ちなみに、今回新調したルーターには、接続デバイスを表示する機能がついていました。

我が家のルーターに、どの端末がつながっているか「見える化」してくれるんです。過去にアクセスがあった場合、履歴も残ります。

こういう機能がついていると安心ですね。

ルーターの乗り換えひとつでも、いろいろ勉強になりました…。