春恒例の町内会行事
北海道でも桜の季節となりました。やっぱり春はいいですね!
先日、この時期恒例の「春の町内一斉大そうじ」に参加してきました。
我が家が加入している町内会では、加入世帯一斉の清掃活動は、年に一度、春だけです。
近くの公園などに集合した後、ゴミ袋が配布され、自宅近くのゴミを拾い集めるよう指示されます。
当日は、お天気がよかったこともあり、家族そろって参加しているお宅が多かったです。
雪解け後はゴミがたくさん
雪国の場合、積雪に埋もれて見えなかったゴミが、雪解けで一気に姿を現します。
道ばたには、紙くず、たばこの吸い殻、ペットボトルなどのゴミがいっぱい。
私も毎年夫と一緒に参加、火ばさみを使ってゴミを拾い集めます。
そのまわりで、小さいお子さん連れのパパとママもゴミ拾い中。
「ママ、あったよ!」「ここにもあるよ!」
子供たちがいっしょうけんめい、お掃除に協力している姿を見るとほっこりします。
「…どうしてこんなところに捨てるのかなぁ」
「道路にタバコを捨てちゃいけないね」などとつぶやいている子も。
こういう活動が、公共マナーや環境問題について考えるきっかけにもなるんだな…と感心しました。子供の教育という面でも、メリットがありそうです。
町内会活動に参加するメリット
この清掃活動、強制ではないものの「できる限り全世帯協力してください」という通知が回っています。
うちの町内会では、「当日に都合の悪い人は別な日・時間帯でも可」となっており、仕事などで日程のあわない人も協力できるよう、配慮されています。近隣で目立つゴミがあれば拾って、決められたルールで捨てればOK。これならそれほど負担にもなりません。
町内会活動は、「面倒くさい…」「忙しいから…」などとして敬遠されがち。ですが、住環境をよりよいものにするには、やっぱり大切なことだなと思います。
今回、うちの近隣だけでもたくさんの方が参加していました。比較的新しい住宅地ですが、協力的なご家庭が多いのだな、とほっとしました。
おかげで、道ばたに目立っていたゴミも一掃され、すっきり!
今回のように一斉活動だと、ご近所さんと言葉を交わす機会にもなるので、我が家ではできるだけ都合をつけて参加するようにしています。
ゴミ拾いに集中していると、いつのまにか結構な距離を歩いていて、ウォーキング効果もありそうです。
ふと気づけば、ご近所の庭先にかわいいプランターが飾られていたり、クロッカスの芽が大きくなっていたり…。
あらためてご近所を歩いてみると、いろんな発見があって楽しいです。
雪解け後に家の周囲の点検を
そういえばこの春は、ご近所のあちこちに“異変”が…。
近隣のガードレールや標識ポール、柵などが、ぐにゃりと曲がっているところが多数あったんです。
曲がり方から察するに、交通事故によるものではなく、雪が原因だろうと思われるものでした。今年(2022年1~2月)の北海道は、本当に大雪でしたから…。
雪そのものの重さによるものか、あるいは除雪時に、重機によって雪が押しつけられた影響なのか…。
丈夫な鉄製の柵でもこんなに曲がるのか…と、びっくりです。
落雪や除雪作業によって、家の壁や車庫・物置、周囲のメーター類に、破損がある場合も多いようです。
戸建てにお住まいの方は、雪が解けたら、家の周囲をぐるりと点検してみることをおすすめします。