洗面・脱衣スペースを別々にしたい
洗面室と脱衣室って、一般的には兼用になっているお宅が多いのではないでしょうか。
私が以前住んでいた家もそうでしたが、兼用の場合、誰かがお風呂に入っていると洗面台を使いにくい…。だから、洗面室と脱衣室を分けたい、という希望はこの頃多いんだそうです。
また、洗面・脱衣スペースに洗濯機があり、洗濯物を干すスペースにもなっている場合がありますよね。我が家も以前、そうしていました。そのため、来客に「手を洗わせて」と言われると、干してある洗濯物が見えて恥ずかしかったんです…。
そこで、新居ではそうしたことのないように…と、洗面・脱衣スペースをそれぞれ分けてプランニングしました。
実際に使ってみて、やはりスペースが分かれていると快適です。洗濯物がお客様の目にふれることもないですし、入浴の前後も安心して着替えができます。
脱衣室と洗面室の間のドアは?
浴室~脱衣室間のドアは、シルエットは見えるけど姿はぼんやりとしか見えない、というエッチングガラスのドア(引戸タイプ)です。
我が家の場合、洗面室に窓がないのですが、このドアを通して脱衣室から少し光が入るようにしました。
またこのような窓があると、人影で誰かが脱衣室にいるとわかるので、不用意に開けることもありません。脱衣室ドアの簡易カギも一応つけましたが…あまり使ってないです。
来客のある時や、お風呂に入るときは引戸を閉めていますが、日中にお洗濯など家事をするときは、行き来が楽なので開けていることが多いです。開けっ放しでも邪魔にならないのは、引戸のメリットですね。
玄関やクローゼットとの動線も考える
我が家では、洗面室は玄関のすぐ横です。帰宅時にすぐ手を洗えます。
洗面室からは、リビング隣接のファミリークローゼット(ウォークインタイプ)にもつながっています。
帰宅時には、洗面室で手を洗う→クローゼットに上着やバッグをしまう→リビングへという流れがスムーズに行えます。
そのため、リビングに上着やバッグの「ちょい置き」がなく、散らからずにすみます。
脱衣室とクローゼットも近く、乾かした洗濯物をすぐにクローゼットに移せるので、便利です。
デメリットは?
分けたことによるデメリットは、私はあまり感じません。洗面・脱衣が一緒の場合より、スペースが少し余分に必要になることくらいでしょうか。その分費用がかかりますしね。でも使い勝手の面からは、やっぱり分けてよかったと思います。
分けるのは難しいという場合は、脱衣スペースに目隠し的なものを使う手もあるでしょう。ただ、カーテンだと少しヒラヒラしてしまうし、なんとなく病院っぽい(?)かも…。ロールスクリーンのほうがいいかもしれませんね。