座椅子がほしい
我が家には畳敷きの小上がりがあります。ゴロゴロするのにもってこいのスペースなんですが、座卓を置いてあるので、座って新聞を読んだり、来客時に使ったりと多目的に使っています。
これまでは座布団を使って座っていたのですが、夫が「座椅子があると寄りかかれて楽だな」と…。でも、座椅子ってけっこうかさばりませんか?
私は畳の上でちょっとストレッチしたりもするので、座椅子が常に場所をとるのはちょっと困る…。でも夫の希望もわかるし…。そこでどうしようか悩みつつ、近くのニトリのお店に行ってみました。
木製座椅子というチョイス
で、ニトリの座椅子コーナーで見つけたのが、木製座椅子。
よく和風の旅館や小料理屋さんで見かけますよね。
これだったら、座布団を乗せるだけで使えるし、使わないときは重ねて収納すると場所をとらない!というわけで、木製座椅子を購入してみました。お値段はひとつ2千円もしないくらいでリーズナブル。
色は2色(ライトブラウンとダークブラウン)あります。我が家はダークブラウンを選択。床と接する部分はフラットで、丸くくりぬいてあります。ここに座布団を乗せて使います。
背あて部分は身体のカーブにあわせて曲線を描いたライン。手をかける穴が空いていますので、持ち運び時に便利です。重さは1個2㎏程度で、女性でも楽に持てます。
フラットだから床にダメ-ジが少ない
私は独身時代、クッションタイプの座椅子を使っていました。段階的にリクライニングもできるタイプです。でも、そういう座椅子だとちょっと気になることが…。
それは、座椅子の底面のところ。
座椅子の底って、使っているうちに表面の布地がすり切れて、支えの金具が露出してきませんか?安い座椅子だと特に…。
クッションがしっかりしている最初のうちはよくても、だんだんクッションがへたって、金具が出っ張って露出してしまう…。そうすると、フローリングがデコボコになったり、畳の表面が引っ込んだり…。賃貸住宅なら、退去時にフローリングの傷みを指摘されてしまうかも。厚手のラグマットのようなものを敷いていれば、大丈夫かとは思いますが…。
いっぽう、木製のフラットな座椅子なら、その点は安心ですね。
木製座椅子をフローリングにじかに置くと、すりキズの心配が…という方は、底面にスリ傷防止の保護パッドを張るという方法もあるでしょう。フェルトやコルク素材のシートに粘着材付きのものが、ホームセンターなどで市販されています。
シンプルなデザインで手入れも楽
木製の座椅子って旅館っぽい、昭和っぽい…?というイメージがありましたが、デザインがシンプルな座椅子なら、意外にカジュアルなインテリアにもなじみそう。
クッションタイプと違って、ホコリやダニの心配も少ないです。ホコリがついても表面をさっと拭けばいいし、手入れも楽。
小上がりで、この座椅子にもたれてのんびりしていると、ちょっと旅館気分が味わえます♪
ただ、この曲げ木タイプの座椅子では、リクライニングはできないですけどね。
ロースタイルの暮らしに
「ロースタイル」「床座」と言われるスタイルは、部屋が広く見える、開放感があるなどとしてその良さが再認識されています。
床でくつろげるというのは、日本の暮らしならではかもしれません。そんなインテリアがお好みなら、木製のシンプルな座椅子、取り入れてみてはいかがでしょうか。