TBS「がっちりマンデー」で平屋の話題が
先日、TBSの人気番組「がっちりマンデー」7月4日の放送で、「平屋戸建て」が取り上げられていました。
最近、新築の平屋の割合がぐっと増えているとのこと。その理由は、シニアの夫婦に人気だから、だそうです。
たしかに、年をとったら階段のない平屋は本当に楽です。(しみじみ実感)
人気の平屋をリーズナブルな価格で
「がっちりマンデー」では、Casa robotics株式会社という平屋専業の会社が取り上げられていました。驚いたことに、3LDK24坪の平屋が、800万円台で建てられるというじゃありませんか!
すべての部屋を6畳単位で作ることで、材料の効率を上げ、その結果費用を抑えられるということのようです。
え~うちが建てるときにこんな会社、知らなかったわ~!と検索してみたら、群馬県に本社のある会社なのですね。
我が家のように北海道からお願いするのは無理としても、ホームページに掲載の間取りプランなんかは参考になるでしょう。
それに、これだけリーズナブルに建てられるのは驚き。
これなら、建て替え需要もおおいに期待できるんじゃないでしょうか?
というのも、若いご家族で子供が小さいうちは、広めの家が必要。でも、子供が巣立ったあとは夫婦二人の小さい家で十分ですもんね。
2階建てを大規模リフォームすると、場合によっては800万円以上かかることもあるでしょう。
だったらいっそ、小さい平屋に建て替えるという選択もできそうです。
人生後半でコンパクトな家を建てる
そう考えると、「若いうちは賃貸や、中古住宅暮らし。50代で平屋を新築」もいいかも!子育て中、部屋数の必要な時は大きめの家で暮らし、老後は小さく暮らすのです。
30代でピカピカの新居を建てたい気持ちもわかります。でもあえて中古を選んで価格を抑え、中年以降、そこにコンパクトで暮らしやすい家を建て直す…というのも賢い選択ではないでしょうか。
上物(中古住宅)つきの場合、立地のいい土地を比較的安く買うこともできるでしょう。
年をとると、交通インフラやお店に恵まれた場所のありがたみが、よくわかるものです。
若いうちは郊外の住宅地でも、車で自由に動けます。でも高齢になると免許を返納したり、病院通いがひんぱんになったりすることもあるはず。街なかのほうが何かと安心でしょうね。
終活にもメリットが?
人生後半で住み替え、小さく暮らす。それは、終活にも役立つことではないでしょうか。
実際、50代で家を建てた我が家は、引っ越しの際にかなりの持ち物を処分しました。気力・体力のある50代で整理できてよかった、と思っています。
あとあと子供が管理するにも、大きな家より小さい家のほうが楽でしょうし、税金も抑えられます。
ライフプランを考えるのが大切
もちろん、50代くらいで新築となると、住宅ローン審査や老後資金の問題などをクリアしなければなりません。若いうちに建てるよりも、資金計画がいっそう大切になりますね。
私たち夫婦が若い頃は、ライフプランやマネープラン作成、なんてあんまり聞いたことがありませんでした。ただやみくもに、「住宅資金を貯めねば…」ということだけ考えていた気がします。
最近は、ネット上で、自分でデータを入力してマネープランを作ることもできます。一度やってみるといいですよ。
現実を把握するには、数字を見るのが一番です。インパクトありますよ~(経験者は語る)。
人生全体を見据えてマネープランを考えておくことは、家を買う・買わないを問わず、とても重要なことです。勉強だけでも、しておくことをおすすめします!