年に一度のお洗濯で気づいたこと
我が家では毎年一度、天気のよい初夏に、家じゅうのカーテン類をまとめて洗濯しています。
ふつうのカーテン以外のファブリック(カフェカーテンやのれん、ロールスクリーンなど)も、同様に洗っています。
のれんやカフェカーテン、洗濯しようと全部外してみたら、何だか急に家の中が雑然とした印象になりました。モノは何も動かしていないのに…です。
ちなみに我が家では、部屋の出入り口以外にも、収納棚・本棚の目隠しにも、ファブリックを利用しています。それを外すと、部屋の奥や、収納物が丸見え。本の背表紙の色や文字も、全部見えてしまって落ち着かない…。
文字が見えると、人間は無意識のうちにそれを読もうとするのかもしれません。
目からの情報の影響は大きい
ふだん隠され、見えなくなっていたものが一気に目に入ってくると、「わぁ…!」と圧迫感を感じる…。見える・見えないって、思ったより心理に影響を及ぼしているんだなぁと実感しました。
「断捨離してモノを減らすとストレスが減る」ということは、以前も実感したのですが、隠すだけでも少なからず効果はあるのでしょう。
収納スペースにシンプルな整理ボックスを使うのも、同じような効果が見込めます。収納物の雑多さを目立たせず、見た目がスッキリしますもんね。
視覚的緊張が減るとリラックスできる
私は北海道暮らしなので、東京など大都会暮らしの友人が時々遊びに来ます。そんな時はいつも、牧場とか、どこまでも続く麦畑などの田舎道ドライブにつれていきます。
すると、「わあ!何にもない!広々!」と大喜びしてくれます。
私自身、都会暮らしの経験もあるので、気持ちはよくわかります。田舎の景色は目がラク~♪なんですよね。近くにごちゃごちゃ見えるものがないので、目の緊張がゆるむというか…その結果、心も楽になる気がします。
だとすれば、家の中でも目に入る刺激の量を抑えれば、心のリラックス度も上がるはず。
まずはモノを減らすのが一番ですが、それが無理なら覆う・隠すという方法も、試してみてはいかがですか?