災害はいつどこで起こるかわからない。家でも出先でも、備えが大切

地震で壊れそうな家 家づくりの知恵

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南海トラフ地震臨時情報が!

先日、南海トラフ地震の臨時情報が出たことをきっかけに、あらためて我が家の防災グッズを点検しました。

ミネラルウォーターは、賞味期限が切れていたので買い足し。古いものはふだんの料理に使うことにしました。

電池やカセットガスは、本数をチェック。足りない分を補充しました。

防災グッズの置き場所は

6年前、家を新築したばかりの時に大地震にあった我が家。地震はひとごとではないと実感しています。

我が家では防災グッズ類を、基本的に玄関やシューズクローゼットに置いています。

我が家の玄関には家具がないので(つくりつけの靴箱のみ)、倒れてくるものもないですし、避難時の経路的にも理にかなっていると思います。

しかし外出時に被災することもあるので、ふだんのバッグでもある程度、簡易防災に対応できるようにと考えています。

ふだん使いのバッグにも防災の視点を

私のふだん使いのバッグは、ハンドバッグより少し大きめ。リュックにもなる2wayなので、いろいろ入ります。

スマホ・現金や免許証、自宅の鍵はもちろん、外出時に災害にあうこともありますから、簡易的にでも防災対応がとれるようにと考えています。

普段から常に持ち歩いているもの

(サブバッグ)エコバッグ・ビニール袋
(筆記用具)ペン・手帳・付箋
(衛生用品)ティッシュ・ミニタオル・除菌スプレー・マスク・絆創膏・薬・歯磨きセット
(暑さ・寒さ対策)扇子・コットンストール・折りたたみ傘・使い捨てミニカイロ
(食品)あめ玉・小さめの菓子類・サプリ・ペットボトル飲料
(その他)ホイッスルペンダント、ライト付きキーホルダー

「ふだんからこんなに…?かさばりそう…」と思う方もいらっしゃるでしょうか。

北海道は車移動が多いので、この程度の荷物なら重さもさほど気になりません。
車の中にも、膝掛けや予備のメガネ、軍手、非常用トイレ袋、小さなスコップなどを積んでいます。

夜中に被災することもある

このふだん使いバッグは、寝るときは寝室に置いています。暗くて見えなくても、すぐに取り出せる位置を選び、定位置にしています。これなら、いざというとき、すぐに背負って避難できます。

6年前、北海道胆振東部地震が発生したのは、夜中でした。そのときの教訓から、今も寝るときには万一にそなえて、ベッドの足下にスリッパを置いています。裸足で飛び出すと足をケガするかもしれませんから。

靴のほうが安心ですが、常に寝室に靴を置くのはちょっと…その点、スリッパなら違和感なく備えられます。

万一の避難時の動線を考えておく

家づくりや引っ越しに際し、家具レイアウトを考えている方は、「夜中に被災・避難!」という時の動線や、非常時持ち出し物の動線も考えておくことをおすすめします。

バッグを枕元に置いとけば安心…?いえいえ、適当に置くと、バッグストラップに足を引っかけたり、揺れでバッグがふっとんだりするかもしれません。

ベッドサイドにバッグの収納スペースをあらかじめ考えておくとか、とりだしやすいところにフックをつけてかけておくなど、アイディアはいろいろ考えられると思います。

大切なのは想像力を働かせて、事前に安全策を考えておくことではないでしょうか。