近くに緑がある住まい
北海道では、10月ともなると紅葉の季節です。我が家の近くの街路樹も、葉が鮮やかに色づいてキレイになりました。お散歩する時の楽しみにもなっています。
我が家が購入した土地は新興住宅地ですが、分譲当初から通りの一部に緑地帯が計画されており、緑豊かな街並みになっています。
ベンチやテーブルが配置された緑道があったり、分譲地の一角に、昔からの雑木林が残っていたり…こうした環境の良さも、購入の決め手のひとつになりました。
住まいの近くに、公園や緑地があると、快適そうな感じがしますよね。緑の多い場所は、夏の気温上昇も抑えられるといいます。
でも、緑が多いというのはメリットばかりではなく、ちょっと気になることもあったのです…。
緑が多い土地で気になること
落ち葉が多い
我が家の近くにも雑木林がありますが、秋になるとそこから大量の落ち葉が飛んできます。これが結構な量なんです…我が家の敷地にも入り込み、ガレージや物置の陰に吹きだまるので悩みの種です。
落ち葉を集めて、畑の土づくりに使うこともありますが、あまりに多いときは可燃ごみに出すことも…。お掃除の手間もかかります。
ちなみに、雑木林ほどでなくても、ご近所の庭などから落ち葉が飛んできて困る…という話もよく耳にします。外回りの植栽を考えるときは、落ち葉についても考慮したほうがいいでしょうね。
カラスのねぐら?
また、この雑木林、時々カラスがたくさん集まっていることがあります。年中というわけではないのですが、季節によってねぐら化しているようで、カーカーやかましいことがあります。時にはケンカしているのか、ギャーギャーと激しく鳴いていることも…。近くを通るときは、ちょっと緊張します。
巣作りの季節など、警戒心が強く人に攻撃を仕掛けることもあるそうですから、気をつけたほうがいいですね。
虫が多い
緑地が近いと、やはり生き物も多いような気がします。蝶や蜂、トンボ、バッタ、カタツムリからミミズなど、さまざまな生き物を目にします。虫の苦手な人だとツライかも。
また、池や川など水場があると、蚊も多いです。
公園が近いと騒音も心配
児童向け遊具のある公園が近いと、日中、子どもの遊ぶ声がけっこう響きます。夜でも、若い人が集まったり花火をしたりするような公園だと、音や治安の面が気になるかもしれません。
日当たりや、眺めの点ではメリットもあるのですが…あまり近すぎるのもちょっと…というところでしょうか。
土地購入前にはさまざまな視点で下見を
緑が多い環境というのは、いいことばかりかと思っていましたが、意外にデメリットもあるということが、住んでみてわかりました。土地購入前には、見に行く時間帯を変えるとか、季節の変化についても考慮しておくといいでしょう。