家電から出る蒸気の問題
我が家のキッチンはリクシル・アレスタです。背面収納を決めるとき、ちょっと悩みがありました。その悩みとは、家電からの蒸気の問題。
私は背面収納のカウンター上に、炊飯器などの家電を置く予定でした。そのため、炊飯器、電気ポットなどの蒸気で、吊戸棚の底板が傷むのではないかと心配だったのです。
炊飯器をワゴンやスライドトレーに乗せるという方法もありました。でも、それではキッチンの動線上に炊飯器が出てきて邪魔になります。できればそれは避けたい…。
レンジ上ラックで蒸気をブロック
そこで、私は炊飯器と戸棚の間にもうひとつ壁をつくりました。
それは、市販のレンジ上ラック!
ラックはスチール製なので、蒸気が直接当たるとさびて傷みます。
そのため、蒸気吹き出し口の位置に合わせて、キッチンクロス(薄手の布巾)を巻いてカバーしてみました。
きっちり巻かず、少しゆるめに巻くのがコツです。
蒸気を吸うとクロスは湿ります。しかしすき間を作っておくことで、通気しやすく、乾きやすくなります。
このクロスのおかげで、ラック天板に水滴がつくようなことはないです。クロスは、フラットなマグネットバーで止めているので、ずれることもありません。取り外しも簡単で、お洗濯も楽です。
厚手のキッチンペーパーでも代用可能ですし、一般的なタオル(34×80cm)でもOK。ただ、普通のタオルだと厚みがあるため、少し強めのマグネットでないと固定できないかも。
吸水力はタオルのほうがよさそうですが、見た目的には、薄手のクロスのほうが目立たずスマートだと思います。固定するマグネットも小さめで済み、邪魔になりにくいです。
(逆にあえてかわいい色柄のタオルを使って、ポイントにするというのもアリかもしれませんが。その辺はお好みで♥)
キッチンラックだから多目的に使える
ラック下は高さ43cmあって、我が家の炊飯器ならフタを開けてもぶつかりません。棚の上にはキッチン雑貨をちょい置きしたりもできるので、重宝しています。
レンジ上ラックのほか、戸棚下ラックを使ってクロスを巻くこともできるかも…。要は、戸棚に直接、熱い蒸気が当たらないようにできればよいのでしょうから。
我が家では、2年ほどレンジ上ラックで対策していますが、今のところいい感じです。これで、なんとか吊戸棚の底板を長持ちさせられるといいな…と思っています。