やっぱり畳っていい!小上がり和室をリビングの一角につくりました

間取りのヒント

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くつろぎスペースとしての畳コーナー

我が家のリビングには、「畳敷きの小上がり」を設けました。

家を建てる前は、リビングに3人掛けソファと1人用ソファを置いていたのですが、この3人掛けソファ、だいたい誰かがそこに寝そべっている…というパターンでした。

だったら畳があればもっとのんびり、ゴロンとできそう!それに、来客があれば畳の上にお布団を敷いて泊まってもらうこともできるし。夫も畳には賛成してくれました。

小上がりvsフラット和室 それぞれのメリット・デメリット

で、フラットな普通の和室にするか、小上がりにするかなんですが…これは双方にメリットデメリットがあるので、好みによるでしょう。

赤ちゃんや年配者のいるご家庭などは、段差がないほうが喜ばれるかもしれませんね。ですが、我が家は段差ありを選択しました。

小上がりだとちょっと腰掛けることもできますし、椅子に座っている人と目線の高さも合います。寝転んでも地べた感がなく、リビングからのほこりも入り込みにくいです。
(そのぶん、ルンバも段差で入れませんが…)

また、リビングとの間にふすまをつけるか迷いましたが、開放感を優先してオープンスタイルとしました。広さは4.5畳。「畳コーナー」と「和室」の中間みたいなスペースとなりました。

段差はどのくらいにするか

床からの高さは30センチ。腰掛けるにも低すぎず、上り下りの際にもそれほど気にならない高低差です。

小上がり畳コーナー

ただ、もっと年をとって足腰が弱った時を考えると、壁に手すりをつけておいたほうがよかったかな?と後で思いました。下地だけでも入れておけばよかった…。

それから、小上がりの段差部分は、階段のように蹴込み(けこみ:つま先が入る部分のスペース)を設けました。

蹴込みがないと、少しカジュアルというか、ステージっぽい(?)見た目になる気がして…。框をつけて、蹴込みありのほうが、落ち着いた雰囲気になると思います。

収納をどうするか

ある程度の高さがあれば、収納もつけられるといわれました。でもキャスター付き引き出しなどを造作するとけっこうなお値段に…。

で、我が家では一部のみ収納スペースにしました。あとあと掘りごたつみたいにしてもいいかなと、真ん中だけ開けられるようにしたのです。畳を上げての出し入れになるので、利用頻度は少ないです。ほとんど出し入れしないけれど、捨てるわけにいかない…というものを入れてます。

実際に利用した感想

実際つくってみて、畳のスペースはとても重宝しています。小上がりだと相対的に天井が低く感じるので、ちょっとした「こもり感」もあって、落ち着きます。

お昼寝するのも畳の上。本物のイグサではなく、薄くて軽い和紙畳(15mm厚・フチなし)ですが、適度なやわらかさ、さらっとした肌触りが気持ちいいです。

アイロンがけや、衣類や洗濯物をたたむ時も使っていますし、ストレッチやエクササイズをするにもいいですよ。フローリングの上とちがって、痛くないです。

多目的に使えるスペースとして、畳コーナーは利用価値大だと思います。