我が家が勝手口を作らなかった理由

ミントの鉢植え 間取りのヒント

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ハウスメーカーから勝手口の提案

新築時、我が家の間取りを考えていた頃、あるハウスメーカーから「勝手口をつけてはどうですか?」と言われたことがありました。

というのも、我が家では夫が家庭菜園のできる庭を熱望していたので、玄関とは別の出入り口があると便利そう…だと。

きゅうり

庭仕事に便利?

勝手口といえば、キッチンへ食料品などを直接搬入する入り口として、またはゴミ出しに便利、というイメージですよね。

ですがそのハウスメーカーは、「庭側に勝手口をもうけて、そこから入った土間にトイレと小さめのシンクを作る」というプランを考えてくれました。

こうすると、収穫した野菜の泥をシンクで落とせますし、玄関に泥汚れがつくのも防げていいのでは…という提案でした。

ここにトイレを作れば、庭仕事中に用を足したいときに、土足でトイレに行けるようにもできますよ…と。

もともと、平屋でもトイレを2個希望していた我が家。メインのトイレは客用も兼ねますが、もう一個のトイレはプライベート専用として、勝手口近くにあってもいいわけです。

提案を聞いて、夫は勝手口をつけることに乗り気。

でも…検討の結果、勝手口のプランは却下となりました。

勝手口プラン却下の理由

その理由は、

・玄関とキッチンがもともと近い

・出入りできるドアは防犯上少ないほうがいい。カギのかけ忘れも心配。

・土足で入れるトイレはお掃除が大変そう。

・そもそも、庭側に掃き出し窓を作るので、そこからでも出入りできる

・ゴミを外置きする習慣がない。どうしてもという時は物置に置く。

・洗車等に使う屋外水栓が玄関脇にあるから、勝手口シンクがなくても、なんとかなる

・勝手口よりも、玄関脇のシューズクローゼットを充実させたい

シューズクローゼット

…などでした。

もちろん、予算がたっぷりあれば、勝手口プランも魅力的だったのですが…限られた予算の中では、削れるところは削ろう…ということになったのでした。

勝手口がなくてもOK

完成後は、勝手口がなくても「なんら問題なし」でした。

気になっていた泥の問題も、解決方法がありました。

それは、庭から玄関への動線に、芝を植えること。

こうすることで、芝生がちょうどマットのように、靴についた泥を落としてくれます。これで、玄関がひどく泥だらけになるのも防げました。

芝生に立つ女性

玄関土間は広めが便利

玄関と勝手口、2カ所から出入りするということよりも、1カ所でいいから、土間そのものを広くすることのほうがメリットが大きい気がします。

とくに我が家のようにガーデニング好きには…。

作ってよかったシューズクローゼット!雪国北海道には必須!アウトドア好きにも便利です
玄関に隣接した収納スペース「シューズクローゼット」はとても便利。靴だけでなく家の内外で使うさまざまなものを収納できます。雪国の暮らしにはとくにおすすめです。

収穫した野菜や、花のポット苗、ガーデニング用品など土のついたもの、ゴミ出し前のゴミ袋の一時置き場として、土間が大きいのは何かと便利でした。シューズクローゼットの土間ならば、来客の目にも触れません。

広めの玄関土間、おすすめです。