バラエティ番組「マッチングハウス」を見ました
直接会ったことはない誰かのことを、「どんな人なんだろう」と、想像することってありますよね。
メッセージのやりとりや筆跡、声などから、なんとなく「こんな感じの人では…」とイメージした経験をお持ちの方もいるのではないでしょうか。
先日、フジテレビ系のバラエティ番組「マッチングハウス」を見ました。
この番組は、家を見て住人をプロファイリングし、好きなタイプの人を選ぶというものです。
「マッチングハウス」の内容とは
男女各4人、計8人の参加者は、それぞれの家の動画をプロフィールとして撮影し、アップロードします。
住んでいるエリア、家の広さ、家賃、間取りや築年数が紹介され、スタジオの出演者は、住人の職業など暮らしぶりを推理してコメントしていきます。
参加者は、家の動画だけ見て好きな相手を選び、気にいった相手に「いいね」ならぬ「いい家ね」のメッセージを送りあいます。
そこで「相思相愛」になったカップルは、後日デートにこぎつけるという流れです。
番組の最後には、各部屋の住人の素顔が明かされます。
家は口ほどにものを言う?
家を見るだけで、暮らしぶりや人柄がうかがえるというのは興味深かったです。
動画に映し出されるインテリアや洋服、ペット、本棚などから、住人の興味関心が見えてくるのが面白い!なかなか楽しめる番組でした。
参加者たちは、都内の便利な場所に住み、仕事も今風のカタカナ職業、家のインテリアもおしゃれな感じ。
「誰もがこんなおしゃれな暮らししてるワケないじゃん!(怒)」という声も聞こえてきそうですが…まあ、テレビですからね…そこは置いとくとして。
どの部屋もキレイにしていて、素敵なんですけど…
やっぱり「この部屋いい!ここの人とは仲良くなれそう!」と思う部屋もあれば、「この部屋は、ちょっと苦手…」というのもありました。
好きなタイプが違うように、好きだなと思う部屋も人それぞれ、なんでしょうね。
その判断のポイントって、何なのかな…と考えてみました。
部屋が語る「その人らしさ」
人が暮らす部屋には、意識しようとしまいと「その人らしさ」がにじみ出るものです。
たとえば観葉植物好きの人が、部屋いっぱいに植物を育てていたり、ペット好きの人がペット用グッズにお金をかけていたりするのは、その人らしさです。
でもそれが苦手な人もいるでしょうからね。一緒に暮らすとなったら無理!ということだってあるでしょう。
「その人らしさに共感できるかどうか」
それがきっと、好き嫌いの根っこになるのでしょう。
そう考えれば、「部屋を見る」というのは確かに、相性を判断するいい材料なのかもしれません。
部屋は住人の心を写す鏡
部屋は住人の心を写す鏡、とも言われます。
その人らしさはもちろんのこと、家の中の状態から、精神状態も垣間見えるものです。
暮らしに余裕があれば、掃除も行き届き、インテリアにも気持ちが向くでしょう。
でも毎日仕事に追われたり、悩み事にさいなまれていたりしたらどうでしょうか。
室内には、ゴミや洗濯物が放置されたままにもなるかもしれません。
日々のストレスを買い物で紛らわして、心と家の隙間を埋めているうちに、通気が悪くなって、いつのまにかカビ臭い家になっているかも…。
仮に都心の一等地、高級タワマン暮らしであっても、それでは素敵な住まいとは言えなくなってしまいます。
住まいを整えると心も整う
今、自分の部屋はすっきりと暮らしやすくなっているか…
もう要らなくなったものが、そこら中にあふれていないか…
自分の住まいを時に見つめ直して、今の自分の心持ちを推し量ってみてはどうでしょう。
もし荒れているな、どんよりしてるな…と思うなら、
ちょっとだけ気合いを入れて、部屋を整えてみては?
大掃除なんかする暇ない…なら、とりあえず、目立ったゴミを捨てるだけでもいいんです。
そんな小さなことでも気持ちが変わって、新しい風が吹き込むかもしれませんよ。