消火器が品薄?
火災の備えは、暮らしの安全のために必須。というわけで先日、ホームセンターで消火器を購入しました。
我が家はこれまで、エアゾール式のコンパクトな消火器を利用していました。
が、先日ふと気づいたら、とっくの昔に使用期限が切れている!
エアゾール式は使用期間が思ったより短いのですね。
こりゃいかん、消火器を準備せねばと思って調べてみたら、なんと最近(2023年春現在)、消火器が品薄になっているそうじゃないですか!
近くのホームセンターに電話してみたら、どうやら原材料の不足によるものらしく、そのお店でも入荷状況が不安定だそうな。
ならば、早めに入手しておいたほうがよさそうだなと、さっそくお店に行ってみました。
消火器選びのポイント
売り場には数種類の消火器がありました。
が、違いがよくわからない…。
サイズの違いだけでなく、業務用・住宅用と2種類あるし、
中身も、粉末式と液体タイプ…。
店員さんにたずねてみたら、設置義務のある建物(事業所など)に使うのが業務用。半年にいっぺん点検義務があるそうです。
(業務用を住宅で使っても、点検義務はなく、問題はないようですが)
業務用は使用期限が10年、住宅用は5年。コスパは業務用のほうが上?
うーん、でも業務用はサイズもごっついうえ、ホース(ノズル?)付き。一般住宅には存在感がありすぎる。
店員さんに確認したところ、
・住宅用は、業務用と違って設置は任意なので制限がゆるい。
・色は赤以外でもOK。
・サイズもやや小さめで、業務用より少し扱いやすい。
・液体タイプは天ぷら油火災にも強く、万一使用時の清掃も楽。
とのこと。
赤くない住宅用消火器をゲット
そこで我が家は、住宅用・液体・赤以外でスリムなタイプを…と希望したのですが、お目当てのタイプは品切れ。
「入荷予定は未定です…」
おおぅ…。品薄というのは本当だったのね…。
どうする?赤くてゴツくて粉末式の業務用消火器にするしかないか?
でも…。
「ちょっと考えます」といって、私はスマホでほかのお店を検索。
ちょっと離れたところにある別なホームセンターで、スリムボディ&液体タイプの取り扱いを発見。電話で問い合わせてみました。
「現在こちらの店では在庫切れですが、1週間ほどいただければ、別な店から取り寄せ可能です」との答え!やった!
「お願いします~」と即、発注しました。
購入したのは、マルヤマエクセル株式会社製のSHK-1Pというタイプ。
白のボトルに、黒のラベルがついています。
ボトル本体は直径が90mmくらいで、赤色の従来型より少しスリムな感じです。
置き場所はどこがいい?
置き場所については、ガスコンロのすぐ近くは避けました。万一天ぷら油火災などが起きたとき、消火器がガスコンロに近すぎると取り出せないからです。
置き場所として意外に適しているのは、玄関らしいですよ。
ええ、玄関?目立つのはちょっと…と思っていましたが、イザ!という時は目立つ場所のほうが取り出しやすいですしね。
家の外で使うことだってあるかもしれませんし。(お庭でバーベキュー中とか?ご近所でボヤとか?)玄関ならすぐに持っていけます。
それと、事務所などの消火器はよく設置台にのせていますね。
床に直置きすると、水分などの影響でさびて、劣化することがあり危険だそうです。
我が家の消火器置き場は水のかかるところではないですが、設置台代わりに何か敷いておこうかな。プラスチックのお皿(プランターの受け皿みたいな)なんかどうかなと思っています。
有効期限はどのくらい?
まあこうしたものは、使う機会が訪れないまま期限が切れるほうがいいわけで。
ちなみに購入した消火器、有効期限を確認したら10年以上ありました!住宅用の目安は5年と聞いていましたが、長くてよかったわ~。
購入店で、「期限が切れたら、レシートを持ってきていただければ引き取りますよ」と言われましたが、10年間レシートをちゃんと保管できる自信がない…。
で、レシートをおりたたんで小さな袋に入れ、消火器本体にテープで貼っておきました。でも…感熱紙のレシートだもの、きっと文字は消えますよね…(汗)
消火器購入時に古いものを無料で回収、というお店も多いので、あんまり心配はいらないかもしれません。
10年後、「消火器の出番なかったねぇ、よかったね」と回収に出せるよう、火の扱いには注意しようと思います!