「霊感体質かなみのけっこう不思議な日常」というコミックエッセイをご存じですか?スピリチュアル系の読み物ですが、風水に通じるところも多く、面白かったです。
「霊感体質かなみのけっこう不思議な日常」
「霊感体質かなみのけっこう不思議な日常」は、10巻にわたり出版されたコミックエッセイの人気シリーズです。
著者は、吉野奏美さん。作曲家・ピアニスト・セラピストなど幅広く活躍されている方ですが、いわゆる「霊感」があって、不思議な体験をたくさんされているそうです。
ストーリーは、不思議なものがたくさん「見えてしまう」主人公のかなみちゃんが、理由のわからない不調や不運に悩む人から相談を受け、解決のお手伝いをしていくというもの。先日たまたまこのシリーズに出会って、面白くて一気読みしました。
風水との共通点
なかでも、私が面白いと思ったのが3巻「ダメスポ脱却開運編」です。
ダメスポとは、「ダメージスポット」の略。「そこに入ると運気が下がってしまう空間」「悪い気が集まっている空間」のことです。「パワースポット」の逆ですね。
読んでいくと、「これって風水で言っていることと同じだな!」というポイントがたくさんありました。風水好きの方にもぜひ読んでみていただきたいと思い、ご紹介してみます。
ダメスポ脱却に重要なこと
たとえば、使っていない開かずの部屋がある建物や、土地のかつての持ち主の想念が強く残っているとか…。そういう場所はダメスポになりやすいとのこと。
そうしたネガティブな要素を排除するには、風通しをよくして光を入れ、掃除をすることが大事だといいます。
また、花を飾る・土地の神様に挨拶をすることなどもよいとされていました。
風水で言っていることとも、共通点がありますね。
本の内容を信じる?
この本では、不思議なエピソードがたくさん紹介されています。本当のことなのか、信じられない人もいるでしょう。現在の科学では、証明できないことですからね。
でも私は、「そういうこともあり得るだろう」という気持ちで読みました。
私自身、スピリチュアル的なものを丸呑みで信じる!つもりはありません。このブログでも、風水には科学的な側面がある、と思って記事を書いていますし。
ですが「現在の科学で証明できることがすべて。ほかは全部作り話や嘘!」と言い切れるでしょうか?
不思議なできごともあり得ると証明できる日が、いつか来るかもしれない…そう思いませんか?
現段階では科学で証明できなくても
世の中には、他の人には感知できない匂いや味を感じ取れる、超人のような感覚をお持ちの方がいます。調香師やソムリエなどがそうですね。
多くの人には聞こえない音を聞き分けられる人も、いるといいます。
だったら、世の中の大多数には見えないものを感じ取れる人や、時空を超えた魂とコンタクトを取れる人がいたっておかしくない、と私は思うのです。
以前読んだ、工学博士・田坂広志氏の著書にも、そんな話が出てきます。
不思議な世界の話に、とらわれすぎ・こだわりすぎは禁物。でも「そういうこともあるかも。ちょっとだけ気にしておこう」という姿勢はあってもいいかな、と。
それで幸せを呼び込めるなら、やってみて損はないわけですし。
今回ご紹介した3巻には、「開運を呼び込む いい気のある土地の見分け方」とか、「あなたの家にパワースポットを作ろう!!」など、運気を上げたい方に役立ちそうなページがいろいろありました。
ご興味のある方は、読んでみてはいかがでしょうか。