家庭菜園の収穫シーズン到来
我が家では庭でさまざまな野菜を育てています。気温が上がってきて、順調に育った野菜たちが収穫期を迎えています。
なかでも、楽しみにしていたのがカリフラワー。昨年も栽培したのですが、食べてみたらとても甘くておいしかったのです。それで今年も植えてみました。
カリフラワーに黒い点々が…
カリフラワーは、ひとつの苗から花蕾(「からい」と読みます。可食部分のこと)が1個しかとれないので、だいじに育ててきました。
花蕾は、日が当たると黄ばんで味も落ちてしまいます。そのため、周りの大きな葉っぱを寄せるようにして、てっぺんをひもで結んで、日よけにします。
そして、花蕾全体が15cmほどの直径になったら、食べ頃です。我が家では今回、14cm弱で収穫しました。
というのも、葉っぱのすきまから花蕾を確認してみたら、白い表面に黒っぽい細かい点々がついていたからです。「カビにやられた?」と思い、急きょ収穫してみることに。
でも、見た目、カビとは少し違う感じ…細かい砂粒みたいな見た目だったので、「洗えば取れるかな?」と水につけてみました。
しばらくして見てみると…あれ?さっきの黒い点が、なぜか緑色になっている…。
黒い点々が緑色に?!
で、不思議に思っていろいろ調べた結果…「これって、青虫のフ○では…」という結論に至りました。
カリフラワーの葉っぱは青虫に食べられて穴だらけでした。当然、青虫はそこで食べたものを出すわけで、それが花蕾部分に落ちたとしても、何の不思議もありません。
乾燥して黒くなっていたフ○は、水につけたことで葉っぱ由来の緑色に戻ったのではないでしょうか。
そんなわけで、キッチンブラシを使ってよく洗ってみたところ、その緑色の点々をきれいに落とすことができました。
青虫のフ○がついていたとなると、気分的にはちょっと…と思いましたが、むしろカビでなくてよかった…と、我が家では食べてみることにしました。生ではなくゆでて調理するので、殺菌もできるし、と。
ゆでて食べてみた
花蕾の奥(茎?)の部分は少し紫色になっていましたが、これはアントシアニンという天然の色素によるもので、体に害はないそうです。ちなみに、酢を入れた熱湯でゆでたら真っ白になりました。
ゆであがったカリフラワー、甘みがあってホクホクしていて、とても美味しかったです。おなかが痛くなるようなこともなかったのでひと安心。
あ、これは我が家の場合ですので、食べる・食べないのご判断は慎重に、自己責任でお願いします…。
カリフラワーって、スーパーで買うと一個300円くらいしますよね。我が家ではホームセンターで、ひと苗90円くらいで買いました。
1個しか植えなかったけど、元は取れました~。
花蕾部分を食べた後は、大きな葉っぱと茎が残りますが、後々は畑の肥やしにします。ゴミにならずにエコ。我が家ではこれを使っています。
カリフラワー、来年もまた作ろうかな~でも来年は、害虫予防の手段を考えないと、ですね!